会社の3つのメリット

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 日本では、400万社ほど会社があり、そのうち、3,600社ほどが上場しています。

ここでは、なぜ会社を設立するのか、そのメリットを会社法という法律の観点から見ていきたいと思います。

会社を設立するメリットには、大きく以下の3つがあります。

 ①社会的に有用

 ②法律関係の処理が簡単

 ③責任財産の分離

 これだけを見てもわからないと思いますので、以下簡潔に説明していきます。

社会的に有用(社会的有用性)

 こちらは、②法律関係の処理が簡単と被る部分もあるのですが、会社であれば、一人ひとりの名前を覚えて呼ぶ必要もなく、○○会社の人と覚えればいいですね。

 また、個人事業主の人ばかりだと、同姓同名の人もいるでしょうし、区別は難しそうですね。

 会社であれば設立時に、国へ届出を行い、登記を行うため、同じ名前の会社は設立できないことになっています。

 このように社会的に有用だから成り立つものなので、それを悪用した場合には、会社の存在がそのケースにおいてだけ否定されるという法人格否認の法理というものが適用されることもあります。詳しくは、別ブログ、「法人格否認の法理とは?」を参照ください。

法律関係の処理が簡単

 例えば個人事業主であれば、全く同一の契約を行うとすると、一人ひとり同字契約を個人事業主と同じだけ結ぶ必要があります。

 時期も契約も費用も全く同じものを何回も作成することを考えただけでも、その手間が想像できるのではないでしょうか。また、もし仮に契約が漏れてしまったり、不完全な場合には、その人との契約が無効となるリスクもあります。

 会社であれば、○○会社に対して、一回契約を結んでしまえば、その会社に所属する人に対しては、担当者が変わったとしても、契約は有効で、再度結び直す必要はありません。

責任財産の分離

 会社(上図の甲会社)と構成員(上図のA,B,C)は別個の存在として取扱、会社が負っている返済義務は、会社のみが負っており、原則としてA,B,Cに対して請求できないことになります。

 反対に、構成員(A,B,C)と個別に契約した結果、それぞれが負っている返済義務は、甲会社は負いません。

 これを有限責任もしくは、責任財産の分離と呼びます。

この結果、安心して会社を運営することができます。

 以上、簡潔ですが、会社設立のメリットでした。この他にも節税メリット等もございますが、そちらは、別途ブログで紹介いたします。

 会社法につき、さらに詳しいことを知りたい方は、こちら。

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